第14回 星空案内人(星のソムリエ®)シンポジウム (ホームページに戻る)

プログラム

(最新版:2022年2月2日掲載)

アナウンス等
第1日目 3月6日 (日曜日)
10:00- 連絡事項等アナウンス
10:10- 開会式 および 最優秀賞授与
受賞者:山口環子・米原夏葵(兵庫県立舞子高等学校)
10:32-10:40講師紹介
10:40-12:00 招待講演1
「ハビタブル惑星地球の進化とその普遍性」
田近英一(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻・教授)
12:00-13:00 昼休み(60分)
13:00-14:03 セッション1
14:03-14:33 交流会1
14:05-14:15 休憩
14:33-15:16 セッション2
15:16-15:19 記念撮影・休憩
15:19-15:49 交流会2
15:49-15:59 休憩
15:59-17:33 特別企画(分科会)
17:33-18:30 休み時間(懇親会の料理・飲み物調達にお使いください)
18:30-19:30 星空案内 夜の部
19:40-21:00 懇親会
第2日目3月7日 (月曜日)
10:00-11:05
10:05-10:10講師紹介
10:10-11:30 招待講演2
「持続可能なアストロツーリズムを創る 〜鹿児島県与論島を事例に〜」
講演者:尾久土正己・澤田幸輝 (和歌山大学観光学部)
11:30-12:15 セッション3
12:15-13:15 昼休み
13:15-13:38 セッション4
13:38-15:08 星空案内昼の部
15:08-15:18 閉会式/記念写真(2回目)
15:18-  その後 自由解散 (しばらくはZoom on)


一般講演


第1日目 3月6日 (日曜日) (タイトルの前の数字は講演番号です。)

セッション1 (3月6日午後) 

1  舞子高等学校天文気象部 卒業生の活躍 (概要)
          山口環子・米原夏葵(舞子高等学校天文気象部卒業生)
          穂積正人(舞子高等学校天文気象部顧問)

2  やまがた天文台オンラインの事例報告 (概要)
          中森健之(山形大学/小さな天文学者の会)

3  蛙の見た星空ー京のアストロツーリズムー (概要)
          和田浩一(星のソムリエ京都)

セッション2 (3月6日午後)

4  星空案内アットホームの試み (概要)
          柴田 晋平、秋田 守、 泉 陽子、 大森 春菜、 沢 聖子、
          高橋 正好、 中山 団(小さな天文学者の会)

5  沖縄島北部やんばる地域における地域星空ガイド養成の取組 (概要)
          松本 剛(元・琉球大学)、仲栄真 智(国頭村役場)、 
          山川 安雄(国頭村議会)、平良 太(くんじゃん星の会)、 
          大城 靖(くんじゃん星の会)、宮地 竹史(元・石垣島天文台)

第2日目 3月7日 (月曜日) (タイトルの前の数字は講演番号です。)

セッション3 (3月7日午前)

6  COVID-19感染率最多県におけるこの2年間の講座開講奮闘記 (概要)
          松本 剛(元・琉球大学)、畑中 寛(琉球大学)

7  養成講座開催の意義と養成のスタンス (概要)
          萩野祐司(奥三河☆星空の魅力を伝える会)

セッション4 (3月7日午後)

8  2021年度の運営機構の活動報告 (概要)
          柴田 晋平、ほか星空案内人資格認定制度運営機構メンバー

プログラムに戻る

特別企画1 テーマ別分科会

実施団体の課題(感染症対策など) (座長:萩野)

「おくみかわ星空講座の実施報告とそこから見えてきた課題」
          萩野祐司(奥三河☆星空の魅力を伝える会)

「日本旅行におけるコロナ禍での対面での講座・実技試験の運営方法」
          木原美智子(日本旅行)

「イベント開催時での対応」
          瀧本麻須美 (坂下星見の会:三重講座サポート団体)

自由討論

星空案内に電視観望をどう使うか? (座長:甲田)
「電視観望って何? 電視観望のやり方」
     甲田昌樹(星空案内人制度運営機構)

「YouTubeを使ったオンライン星空観察会での電視観望の取り組み」
     大塚竜志(奥三河☆星空の魅力を伝える会)

「観望会でのeVscopeの実践例の紹介」
     船越浩海(ハートピア安八)

スマホアプリ・PCソフトを使ってみよう (座長:和田)
「スマホアプリ・PCソフトの分類と紹介」
           和田浩一(星のソムリエ京都)
「MitakaとKyoto4Dを使った立体投影映像による天文解説について」
          青木成一郎(京都情報大学院大学)
「スマホアプリの利用法」
          大山久美子(星のソムリエ京都)
星空の文化〜星空と生活をどうつなぐか (座長:田中)
飛鳥の宙 2022年度事業実施計画
          吉村 彩 (飛鳥の宙)

プログラムに戻る

特別企画2 「体験!みんなの星空案内」

(座長:佐藤)
第1日目 3月6日 (日曜日) 夜の部
発表20分×3名=60分
※発表時間には質疑応答等も含みます
 
11 木村裕子、立岩優子、安江美香(スターラウンド八ヶ岳)
八ヶ岳の麓 (テーマ)
 
12 谷 沙希、池 洋輝(ホテル星羅四万十・四万十天文台)
高知県四万十市西土佐 (テーマ)
 
 
13 田代祐子(沖縄ゲリラ観望会)
沖縄県 (テーマ)
 
第2日目 3月7日 (月曜日) 昼の部
発表15分×6名=90分
※発表時間には質疑応答等も含みます
 
14 柴田神秘絵
山形(テーマ)
 
15 中山 団 (小さな天文学者の会)
東京都(テーマ)
 
プログラムに戻る


概要

1  舞子高等学校天文気象部 卒業生の活躍
          山口環子・米原夏葵(舞子高等学校天文気象部卒業生)

舞子高等学校天文気象部では、高校在学時に「星空案内人」
の資格を取得することをクラブの一つの目標としていました。
この資格をもとに、観望会の開催・研究活動に取り組んでい
ます。こうした生徒が、卒業後も「星空案内人」の資格や経
験を生かして活躍しています。
戻る

2  やまがた天文台オンラインの事例報告
          中森健之(山形大学/小さな天文学者の会)

やまがた天文台は山形大学理学部の屋上にある小さな天文台で
ある。大学の研究教育だけでなく、NPO法人小さな天文学者の会
の星空案内人によるガイドツアーとして長年一般公開されてきた
が、コロナ禍で休止を余儀なくされている。本講演では、大学ス
タッフとNPOスタッフという二足のわらじを履く立場から、オン
ライン中継を施行した事例を報告する。得られた知見や課題につ
いて、技術的な面にとどまらずに紹介する。
戻る

3  蛙の見た星空ー京のアストロツーリズムー
          和田浩一(星のソムリエ京都)

昨年、星のソムリエ京都は、京都市観光協会による「aRound162
プロジェクト」の「高雄エリアWell-Beingイベント」実証事業に
おける「星空観賞ツアー」を担当しました。京都の新しい観光モ
デル「アストロツーリズム」の確立を目指して行ったこのイベン
トについての報告を行います。スカイバスによる星空バスガイド、
1200年の時を超えて楽しむ星空など、たくさんの新しい要素が詰
まった楽しい内容になりました。
戻る

4  星空案内アットホームの試み
          柴田 晋平、秋田 守、 泉 陽子、 大森 春菜、 沢 聖子、
          高橋 正好、 中山 団(小さな天文学者の会)

NPO法人小さな天文学者の会の教材サブグループでは新しいスタイル
の星空案内の研究をしています。その一つとして、オンラインで各
家庭にお邪魔して星空案内を行う方法を実験してみたので報告します。
2021年11月13日に実施し、参加者は17家族(42名)でスタッフは7名で
した。肉眼で夜空を見る星空案内(月、惑星、夏の星座、秋の星座)と
望遠鏡を用いた案内(月・惑星・その他の天体)の両方を行い、また質
問など受けながら約1時間の星空案内ができました。参加者とスタッフ
ともに満足度は高かったという結果になり、今後の発展が期待できそ
うです。初めての形式なので課題も見つかりましたのでその点につい
ても報告します。
戻る

5  沖縄島北部やんばる地域における地域星空ガイド養成の取組
          松本 剛(元・琉球大学)、仲栄真 智(国頭村役場)、 
          山川 安雄(国頭村議会)、平良 太(くんじゃん星の会)、 
          大城 靖(くんじゃん星の会)、宮地 竹史(元・石垣島天文台)

沖縄島中南部では都市圏・観光施設が拡大し、星雲・星団・天の川
などの暗い天体の観望が難しくなっている。一方、沖縄島北部の、特
にやんばる地域(国頭村・大宜味村・東村)では灯りが少なく、また
高台の山頂に360°開けた展望台があるなど、星空の観望に適した環境
にある。地域の人が地域の星空を知り、星空ガイドの技量を身に付け
ることによって、地域の子どもたちが星空を身近に感じることができ
るようになり、また、観光や民泊で地域を訪れる人に、この地域の素
晴らしさを感じ取って帰って頂けることが期待される。2021年度は10
~12月に掛けて、星空に関心のある人や、ガイドを目指す地域の人を
対象として、座学・実技及び実践による講習会を行い、研鑽を積む機
会を提供した。今後は八重山地域に倣って、地域に根差した星空ガイ
ドを育成し、更に技量の向上に向けた仕組みの整備を検討する。講演
では、今年度の取組と今後に向けた構想を報告する。
戻る

6  COVID-19感染率最多県におけるこの2年間の講座開講奮闘記
          松本 剛(元・琉球大学)、畑中 寛(琉球大学)

沖縄県では人口の割にCOVID-19感染者数が多く、2021年8月には遂に、
人口10万人当りの1週間の新規感染者数が324人(約310人に1人が新
規感染)を記録した。この困難な状況にあっても、感染対策に最大限
配慮しつつ、星空に関心のある学生及び地域の人のニーズに応えるた
め、講座を継続させることを決断し、①遠隔オンライン講義、②遠隔試
験(単位認定レポート)、③感染状況の推移を見極めつつ時期を選んだ
対面での実技授業・練習・試験(単位認定チェックシート)などの組
合せによって、講座実施要領に定める品質を確保し、2020年度に2回
(但し内1回は正規生のみ対象)、2021年度に1回の講座を実施した。
この間、44名の準案内人、1名の案内人が誕生したものの、課題も残
ることとなった。この2年間の取組を報告すると共に、次年度以降に
向けて、関係各位のアイデア、提案等が頂ければ幸いである。
戻る

7  養成講座開催の意義と養成のスタンス
          萩野祐司(奥三河☆星空の魅力を伝える会)

星空案内人養成講座開催の意義と実施団体の養成に対するスタンスに
ついて、奥三河での取り組みを振り返りながら、検討する。内容が難
しく、マニア傾向の強い「天文学」分野のサイエンスコミュニケータ
ーとしての役割を担う星空案内人を養成する意義と、地域への還元の
実情について報告するとともに、それに対してどのようなスタンスで
星空案内人を養成していくのか、奥三河☆星空の魅力を伝える会の求め
る星空案内人像について検証する。
戻る

8  2021年度の運営機構の活動報告
          柴田 晋平、ほか星空案内人資格認定制度運営機構メンバー

今年度の運営機構の活動の概要を説明します。
戻る


11 木村裕子、立岩優子、安江美香(スターラウンド八ヶ岳)
八ヶ岳の麓
 
テーマ:八ヶ岳の星の下で
満天の星空が魅力の八ヶ岳の麓
広いすそ野は見る場所により星の見え方も違い様々
季節を変えて、時間を変えていろいろと巡ってお気に入りの
星空スポットを探すのも楽しい今宵は八ヶ岳南麓の星空をみ
んなで観にに行こう!!
 
みんなで同じ星を観て・・・星が好きになってくれたり、
興味をもってくれたり・・・何か心に残るような星空案内を
心がけていますむずかしいことはお話しできないかもしれな
いけれど、今夜の星空さんぽの思い出がそれぞれの元気にな
ってくれたらとても嬉しいです☆彡
戻る

12 谷 沙希、池 洋輝(ホテル星羅四万十・四万十天文台)
高知県四万十市西土佐
 
テーマ:今夜、一緒に夜空を見上げませんか?
日本一暑い星空の街・高知県四万十市西土佐にある「四万十
天文台」は、ふるさと納税によって2013年4月26日に2代目と
して生まれ変わることができた公開天文台です。
当天文台の星空案内がきっかけで、星や宇宙のことは難しい…
そんなイメージをお持ちの方でも、ご自宅へ戻られてからも
星空や宇宙に親しんでいただけるよう日々心掛けています。
当日は星座や天体を天文シミュレーションソフトなどを使っ
て皆様をご案内をいたします(天候状況に併せて天文台や望
遠鏡の紹介を予定しております)。
戻る

13 田代祐子(沖縄ゲリラ観望会)
沖縄県
 
テーマ:沖縄ならではの星の見え方や民謡に出てくるお星様
星座を中心にした星空案内をします
戻る

14 柴田神秘絵
山形
 
テーマ:曇りメーニュのネタで、ギリシア神話からおとめ座
の話を紹介します。
戻る

15 中山 団 (小さな天文学者の会)
東京都
 
星空案内のテーマ:【こんな星空案内しています】月面の解説
小さな天文学者の会の会報No.91の記事「星空案内アットホーム」
の中で、オンラインで月面を解説する様子を少しだけ紹介させ
てもらいました。実際にどのように解説しているかを発表した
いと思います。
戻る