タイトル: | 「星の文化の伝え方の研究ー専門家の話を聞いてみまセンモンカ?ー」 |
日時: | 2019年3月2日(土曜日) (13時受付)13時30分~17時 |
会場: | 神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス B102会議室 〒650-8586???神戸市中央区港島1-1-3 (Tel.078-974-1551) (キャンパス https://www.kobegakuin.ac.jp/campusmap/portisland/) (B棟102会議室https://www.kobegakuin.ac.jp/support/document/pdf/studentnote03.pdf) |
参加費: | 1000円(予定)どなたでも参加できます。 |
主催: | 星空の文化研究会実行委員会 星空案内人資格認定制度運営機構 |
参加申込: | 無事終了いたしました。ありがとうございました。(こちらから申し込みをお願い申し上げます。) |
(第13回星空案内人(星のソムリエ)シンポジウムホームページはこちら) | |
問い合わせ先: | 星空案内人資格認定制度運営機構 (WebPage) メール: まで |
星空案内の中で大活躍する星空の文化の話題。とっても楽しいけれど、 楽しさ(FUN)と正確さの狭間で悩むことも、、、。昨年の星空案内人 制度シンポジウム@姫路で、「星空の文化に親しむ」の科目で扱う話題 について星空案内人の皆さんが活用できるような内容の勉強会を持とう ということになりました。準備に一年をかけてしまいましたが、 いよいよ開催です。当日は特別講演と皆様からの質問アンケートをもと にしたパネルディスカッションで綴ります。 コーディネータ :井上毅さん(明石市立天文科学館) 基調講演とパネラー:早水勉さん(佐賀市星空学習館)、渡部義弥さん(大阪市立科学館)
キャンセルや質問などなんでも問い合わせ先:星空案内人資格認定制度運営機構 (WebPage)プログラム(暫定) 13:00 - 13:30 受付 13:30 - 13:35 開催までの流れ 柴田晋平 13:35 - 13:50 開会のあいさつとレビュー 井上毅 13:55 - 14:40 「星座は誰が作ったのか?」早水勉 スライド 14:40 - 15:45 「身近???なった科学広報の功罪」渡部義弥 スライド 休憩 15:45-16:50 パネルディスカッション - 星の文化の伝え方の研究 - 資料
講演概要 「星座は誰が作ったのか?」 -分かってきたこれまでの常識の誤りー 早水勉 (佐賀星空学習館) 現代に伝わる主な星座の骨格は、今から2500年前ころの古代ギリシア でほぼ出来上がっていました。これらの原型は、さらに古く古代 メソポタミアにあることが分かっています。今なお当時の粘土板文書 の解読から研究が進められており、星座の成り立ちの歴史も、書き 換えられつつあります。また、西洋の研究が誤って日本に紹介され た結果定着してしまったものもあり、これまでの常識も見直す必要 があります。 「身近になった科学広報の功罪」 渡部儀弥 (大阪市立科学館) ここ20年のネットに発達は、科学を市民に伝える科学広報を激変させました。 誰もが最新の科学成果の発表を手軽に見られるようになり、広報手法もマスコミを 飛ばして、SNSなどで人々に直接働きかけるようになっています。 これは科学を身近ににする一方、スーパーブラッドムーンや、ゴジラ座のように、 単に受け狙いで、科学の成果といえないものを、科学の権威を借りて発表し 誤認を誘う事態ともなっています。 では、その中で活動する普及家や教育者はどうあるべきでしょうか。 いくつかの事例を紹介し、みなさんと考えたいと思います。